輪違屋糸里

そうこうしてるうちに、4月が終わっちゃう…。
4月はまったくブログ書いてないことに気づいて、滑り込み。

う～ん4月はなにしてたかなぁ。
新入社員もいなかったし、職場もなにも変わってないし、俺に変化はなかったかな。
でも、あっという間に4月が終わってしまった感じ。

読んだ本だけ書いておこう。

輪違屋糸里 上 (1)

• 作者: 浅田 次郎
• 出版社/メーカー: 文藝春秋
• 発売日: 2007/03
• メディア: 文庫

浅田次郎の傑作だね。
新撰組の芹沢鴨暗殺事件を女の目線を通して書いてる物語。
「輪違屋糸里」って新撰組の隊士か!?とか思ってたけど、ぜんぜん違ったｗ
京都、島原の芸妓さんでした。

浅田次郎に感心するのは、歴史的事実や人物の評判とか史実には忠実でいて、
物語性に富んだストーリー展開なんだよね。天才!!

そして、俺はわかった。
歴史を学ぶときは史料が重要で、”史料に書かれてないことは起こっていない”という考えだけど、
むしろ史料にないことが重要なんだなと。
やっぱ歴史文献に「人の心」までは残さないんだよね。
日記だとしても、枕草子とか人に見せるための日記は「誇張」や「建前」もあるはずだし。
ブログみたいなもん!?
だから、人の心まで正確に記した文献ってないんじゃなかろうかと。
歴史資料だけを信じてはいけない!!
歴史はロマンだ。
いろいろな出来事に思いを馳せて、あ～だこ～だ空想するのは楽しいな。

浅田次郎 新選組読本

• 作者: 浅田 次郎
• 出版社/メーカー: 文藝春秋
• 発売日: 2004/10/26
• メディア: 単行本

読み終わったあと、これを読んだけど、これまた面白い。
新撰組マニアの浅田次郎が、『壬生義士伝』と『輪違屋糸里』という新撰組を素材にした物語を通して、
どんなことを考えてたか、そういうことが分かる本。
浅田次郎リスペクトの俺にはたまらない本だなぁ。

そんなわけで、今更ながらに新撰組に興味が沸いてきたわけで…。
幕末、明治維新と、新撰組、この時代がとても面白そうだな。
この時代を書いた本を読み漁りそうだ。

今夜は、御用改めである。

コメント 12

あっという間ってことは、、
充実してたんだと、、

オイラ今日「どろろ」マンガ買っちったw
衝動買い。
って事で、顛末はいずれブログ記事にでも、、

ってことで、GWはゆったりね〜
（オイラは明日から仕事さフンっw）
by アキオ (2007-05-01 13:23) 

＞歴史はロマンだ。

ナイス。
by narushi (2007-05-02 17:12) 

↑
それでね、
実際にその土地を訪れると、よりより感動がこみあげるよ。＾＾
by 諄諄 (2007-05-03 02:22) 

私もこれ読もう。ワチガイヤイトサトね。
「中原の虹」ももう出るよね？
by みかまん (2007-05-04 14:38) 

おいら最近、本読んでないなぁ。。。
飲んでばっかり・・・ｗ
by ブタゴリラ (2007-05-06 10:42) 

オレも本読んでないです。
っていうか、税金の本とかは開いてますが。。。（笑）
by まさ (2007-05-18 15:44) 

> アキオさん
7ヶ月くらい放置…ごめんなさい。
相変わらず衝動買いしてますか？俺も物欲は尽きません。
by ブル (2007-11-28 02:35) 

> narushiさん
先日はどうも。
約束守ったか分からないけど、中途半端な記事かいてみました。

年末、また！！
by ブル (2007-11-28 02:36) 

> 諄諄さん
先日はどうも。年末もぜひ!!
あ、今週末か。

旅したいなぁ。歴史をめぐる旅。
by ブル (2007-11-28 02:38) 

> みかまんさん
先日の結婚式はお会いできなくて残念でした。
年末、ぜひ!!

中原の虹も４巻出揃いましたね。
またも続編が書けそうな、余韻を残した終わり方でしたね…。
by ブル (2007-11-28 02:40) 

> ブタゴリラさん
7ヶ月くらい放置…ごめんなさい。
ほんとご無沙汰ですね。すみません。
近いうちに俺とも飲みましょうｗ
by ブル (2007-11-28 02:41) 

> ブタゴリラさん
7ヶ月くらい放置…ごめんなさい。
ほんとご無沙汰ですね。すみません。
年末調整とか、そんな時期になっちゃいましたねｗ
ぜひ年内に飲みましょう!!
by ブル (2007-11-28 02:42)